2018.03 女一人旅 フランス5日目 パリ
フランス5日目。
朝一のルーブル美術館に並び、大好きな大好きなフェルメールの絵を見に行く。
4年ぶりのルーブル美術館。
あの広い空間の中で、迷いなくフェルメールのもとへ行くことができた。
開館すぐの贅沢な時間。
ほかの人が見に来たら、隣のフロアに移動し、いなくなるのを待った。
ほかの絵を見に行こう…と思ったけど、
なんだか勿体無い気がして、そばを離れたくなくて、1時間近くずっと作品の近くにいた。
フロアを離れる時、館内の人に、「モナリザ見た?」と話しかけられた。
「まだ見てないよ、私はフェルメールが好きなの」と答えると、ずっと同じ場所にいた私の行動に納得したのか、笑っていた。
4年前にここで食べたミルフィーユがおいしくて、どうしても食べたかった。
ルーブル美術館を堪能した私は、サントシャペル教会へと向かった。
何度見ても、写真に収めると魅力を発揮すると思う。
もちろん、肉眼で見るほうが綺麗なのだけれど。
どうしてもライトアップされたルーブル美術館を撮影したくて、暗くなるまでルーブル美術館をゆっくりと見て回った。
ここに来るたびに、好きだなと実感するものがある。
誰も交わらない椅子。
近くにいるのに、それぞれのプライベートは守られている。
言葉に表しづらいけれど、私はこの椅子が好きだ。
少しずつ暗くなってきた。
女1人ということもあって、あまり遅くまで外を出歩きたくなかったから、少ししか撮影できなかったけど、ライトアップされたルーブル美術館は、昼間とは違った大人びた印象。